「一人っ子」 どんなイメージがあるでしょうか?
良いイメージが無いなと思う人もいらっしゃるでしょう。
二人目が産まれるまで、一人っ子だからね。そう言われるのが
嫌でたまらなかったことがあります。
この言葉の裏に「うちは何人いるのよ」「一人っ子で可哀想」
自慢や憐みを感じ、不愉快になりました。
ここでは一人っ子ならではの良さは勿論の事、叱り方のコツや
友達の作り方にスポットを当ててみましょう。
【一人っ子の叱り方コツとは?】
一人っ子だからと言われないようにしたい。
二人目が産まれるまで筆者もそう思って厳しくしていました。
今から考えると厳しすぎたのかもしれません。
今振り返って見ると可哀想だったかなと反省する毎日です。
その反省から、一人っ子だからと厳しくする必要は無いと考えます。
子どもにどのように育って欲しいか。大体思い描けると思います。
兄弟がいてもいなくても、していい事、悪い事の区別をつける。
甘やかさない。人への思いやりの心を育てる。
何事にも負けない強い心を育てる。諦めないで頑張る心を育てる。
子育ての基本は変わる事はありません。
また、一人っ子は家の中に比べられる対象がいません。
ですので、友達と比べてしまうことってあります。
これって子どもは傷つけてしまいます。
人と比べて叱らない。
人に迷惑をかける。意地悪をする。このような時はしっかり叱って下さい。
怒るのと叱るのとは違います。感情的に怒っても子どもは怯えるだけで
何故怒られるのかわからず、とりあえず謝ってその場を逃れようとします。
これでは親のストレス解消でしか意味をなさなくなってしまいます。
叱る。これは何故叱るのか、自分の何が悪かったのかをきちんと解るように
教える事です。「これは間違っている」
先輩保育士の口癖は「これは間違っているよね」でした。
そうすると園児にも伝わって素直に受け入れてくれます。
感情的に怒鳴る。これが一番最悪な教え方です。
イライラするでしょうが、穏やかに教えるのが一番良いのでしょう。
【一人っ子の我が子 友達作りのコツとは?】
・一人っ子の良さとは?
一人っ子は家庭の中で競争する相手がいません。
なので、競争心が湧かないのか負けん気を感じません。
優しくて穏やかなイメージがあります。
そんな一人っ子のお子さんはどうすれば友達が出来るでしょうか?
ママ友を作るのが得意なお母さんもいればそうでない人もいるでしょう。
人見知りなお母さんであれば、尚更お子さんも人見知りになってしまう
可能性もあります。
しかし、子どもにはそれぞれ個性があります。
人見知りしてしまう筆者の子どもは友達作りが得意でした。
あっという間に友達を作り、成人過ぎると良い縁を掴んでいました。
自分は人見知りでも案外お子さんは友達を作れるタイプかも知れません。
お母さん自身も積極的に他のお母さんに話しかけて見ましょう。
向うのお母さんも同じように友達作りに悩んでしまう事もあります。
積極的に話しかけるよう、自分自身の殻を破る事も大切ですね。
【まとめ】
「一人っ子」のイメージは人によって違うでしょう。
悪いイメージもあるかもしれない。けど筆者の周りの同級生の中には
本当に優しくて一人っ子ならではの負けん気が全くない人が多かったです。
親も一人っ子だからこそ、目が行き届く、兄弟姉妹の区別、比較しないで
育てる事が出来る。メリットも沢山あると思います。
兄弟姉妹がいないからと引け目を感じるお母さんも多いですが
全くそんな必要はありません。
堂々と育児をされますように、自信をもって頂けますよう願っています。
また、周囲の人もやみくもに「一人っこ」だからとの偏見の目で
見る事は避けて欲しいものですね。
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