みなさんは、自分が住んでいる日本は、地球のどのあたりにあるか知っていますか?
世界地図や地球儀があれば、探してみましょう。赤道という地球の真ん中にある線に気がつきましたか?その線を境に、地球は北半球と南半球で分けることができます。
日本は北半球に位置していますが、この違いはどんなことがあるのでしょうか?
一番大きな違いは、季節が逆になることです。
北半球の日本が冬の時は、南半球の国は夏になります。
私は、ニュージーランドという南半球の国に、二回旅行に行ったことがあります。
1度目は、高校の夏休みに行ったので、ニュージーランドは真冬でした。冬に着るコートなど、夏の暑い日にトランクに詰め込んだ記憶があります。
2度目は12月と1月に行きました。お正月を夏という季節で迎えることになって、とても不思議な気持ちになりました。日本のお正月は、お部屋でストーブやコタツをつけて、お鍋を食べたり、お部屋の中で過ごすことが多いと思います。でもニュージーランドは↓
多くの家族でキャンプに出かけるそうです。Tシャツと短パンでテのんびりバーベキューしたり、川や海に泳ぎにいったり、山を散歩して過ごすそうです。
なぜ北半球と南半球はこんなにちがうかというと、地球の地軸が関係しています。
日本で冬至を迎え日照時間が1年で一番短い日に、南半球の国では夏至を迎え一番日照時間が長い1日となります。
冬の季語で俳句を作ってみよう!
季節を感じる楽しみの1つとして日本には、俳句というものがあります。
5、7、5の全部で17文字の中に季語という季節を笑わす言葉を使って自分の思ったことを書きます。ツイッターが最大280文字ですから、随分と短い文に感じられます。
でも、言葉の奥深さがかえった強調されて、とても楽しいですよ。
冬の季語は、どんなものがあるか知っていますか?
基本の季語には、
冬晴、冬の月、初雪、風花、北風、木枯、みぞれ、あられ、小雪、大雪、雪景色、雪女、雪男、冬の霞、冬霧、地吹雪、雪雷、新雪、雪月夜、雪明、朝霜、霜だたみ、霜の声 など。
このほかにも季語はあって、春と夏、秋が加わると本当にたくさんの季節を感じる季語が存在しています。
そもそも季語は誰が決めているのでしょうか?
特に誰が、いつ決めているという明確な事実はないようです。「歳時記」というカタログを
知っていますか?季語はこの「歳時記」にまとめられていますので、図書館などに行ったら
探して読んでみてください。
俳句の作り方は、5、7、5に収まり、季語があればあとは自由です。
自分が思うがままに、詠んでみましょう。俳句は書くというより、詠むとい言葉を使いますから、出来上がったら声に出して詠むとさらに情景が目に浮かんだり、詠んだ人の心情が感じられますよ。
冬の季語といっても、ニュージーランドやオーストラリアなどは日本が冬の時に夏なので
その国に関する俳句を詠む時はもっと季語のバリエーションが増えそうで楽しみです。
雪はしろ 赤道越えたら 羊しろ
こんな感じでしょうか? 白色で日本の冬は雪で白いですが、南半球のニュージランドでは羊が白いよ、と詠んでみました。もう一度ニュージランドに行きたくなりました。
みなさんも、思ったたこと詠んでみましょう。
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