婚姻したカップルの3組に1組は離婚しているという事実。
ご存知の方も多いと思います。筆者の周りでも珍しくはなく、
息子の通っていた保育園では1クラス5人のママがシングルマザーでした。
25歳というとまだ若く体力があります。子どもがいたとしても、
まだ小さく手のかかる可愛らしい時期ですね。
離婚の原因は夫婦の数だけケースがあるので一概には言えませんが、
喧嘩やすれ違いが多い性格の不一致、ＤＶやモラルハラスメントや浮気、
ギャンブルなどが主な原因ではないでしょうか。
また、産後スパイラルが原因で夫へのイライラが続き
愛情が希薄になった、触れてほしくないという
生理的に受け付けなくなったなどの理由も考えられます。
夫側からすると、立ち合い出産産後で体型が変わり
女性として見られなくなった為、離婚を切り出されたなど
様々なことが考えられます。実は産後に離婚に至るケースは
非常に多いのです。
〇離婚した２５歳女性の友達にかける言葉は?
離婚は一般的にマイナスな印象にとられがちかなと思います。
可哀そう、大変なことになった、落ち込んでいるのかな、元気づけてあげなきゃ
といった事を第三者は考えてしまうかもしれません。
しかし、そこが女性の強い所で、すでに前を向いていることが少なくありません。
離婚は不幸なことではなく、幸せになる為に、
今後の人生を豊かにするために選択したというケースも多いと思います。
ずっとこの先も婚姻関係を続けて我慢するより、自分の未来のために
解消に至ったというケースもあるということも踏まえて、
お話を聞いてみてはいかがでしょうか。最初から励ましモードで
話してしまうと、せっかく前向きな気持ちでいるところに
水を差してしまうかもしれません。まずは、深刻な雰囲気ではなく
自分は友達に対して味方であると、相手の気持ちに寄り添った
雰囲気を出してみてください。無理に何があったか聞き出そうとせず、
話せることは自然と話してくれると思います。
すでに、何をすべきか先を見ているならば、共感的態度で
応援してみましょう。また、どうすればいいか迷っているときは、
言葉にして提示してみると良いかもしれません。
何に迷っているのか、悩んでいるのかを具体的に捉えることが出来ます。
目の前の問題に気付けるのです。
〇離婚した友達が嫌がる言葉やいらぬ気遣いとは?
困っている友達を助けたいという気持ちからつい、
アドバイスをしてしまいがちです。男性は女性によく見られたいと
無意識に思っています。話を聞いたからには解決策を示さなくてはと
考えてしまいます。しかし、女性は話を聞いてもらいたいものです。
アドバイスをしてもらわなくても、すでにやるべきことは分かっている場合が多いのです。
十分に話を聞いてあげましょう。
また、結婚から離婚までの期間が短い場合があります。
その際、忍耐や努力が足りないなどといった
否定的なことを言われるのが友達にとっては一番つらい事です。
離婚の原因がその友達にあったと攻めてはいけません。
離婚に至るまでに本人は十分に悩み苦しんだ末の決断なのです。
そして電話ではなく直接話をする場合、非常にプライベートな話になりますので
周りに声が聞こえないような半個室や、隣とのテーブル間隔が広い場所で
話すなど配慮が必要になります。
傾聴と共感的態度で、「大変だったね。」と声をかけてください。
あまり身構えずに、困ったときには助けになるよといった
雰囲気をつくると友達も安心できると思います。
以上の事を参考に、性格や考え方、貴方との距離感を理解した上で
声かけすることをおすすめします。
その友達を一番理解しているのは貴方です。
きっと気持ちが伝わるはずです。
