4歳くらいの子供ってだんだん口も達者になってきますよね。
今までは素直に「はい」と言っていたようなことにもいちいち口応えするようになってきたり。
4歳というのは2歳のイヤイヤ期に次いでやってくる反抗期です。
イライラしてしまうのも当然ですが、できることなら日々穏やかに過ごしたいですよね。
ではどうすればこのイライラを少しでも軽減できるのでしょうか。
子育てでイライラしない方法とは?
子育てにイライラしてしまう人には、責任感が強かったり完璧主義者であったりする人が多く見られます。
どうしても「こうしなきゃ」とか「こうあるべき」という思いが強すぎて、思い通りにならない子供にイライラしてしまうのです。
日々の子育てでイライラしないためには、まずこの重荷を捨て去ることが先決です。
家を毎日きれいに保ちたい、という人なら
「少しくらい掃除しなくても死にはしない」と思い直してみてください。
毎日栄養バランスのとれた手作りの食事を!と思っている人なら「たまには総菜でもコンビニでもオッケー」と楽する事を考えてみてください。
「こうあるべき」という理想が高ければ高いほどストレスがたまってイライラしてしまいます。
子供が自分の思惑と外れた行動をしてイラっとした時には、まず「ま、いっか」とつぶやいてみてください。
それとは別に、子供のしつけの部分でイライラしてしまうこともたくさんありますよね。
そういう時は「ダメでしょ!」と怒る前に、まずは子供のできた部分を見つけてあげてください。
朝の支度が遅かったとしたら、「ゆっくりだけど丁寧に服を着られた」とか「頑張って最後まで朝ごはんを食べられた」とか。
本当に些細なことでいいので頑張りを認めてあげましょう。
できなかったことは「また明日がんばろうね」で手伝ってあげてもいいのです。
お店で騒いで周りに迷惑をかけたなら「騒がないで!」と怒鳴る前に、一度子供を落ち着けてから「ここはどういうところかな?騒いでもいい場所かな?」と子供に考えさせてあげてください。
もし子供が正解を導きだしたなら「よく考えられたね!」と認めてあげましょう。
もし間違った答えでも怒らず「あなたはそう思うんだね。でもここは大勢の人が買い物をする場所なの。走り回ったりしたら迷惑になるんだよ」と冷静に騒いではいけない理由を教えてあげてください。
子供を自分の支配下に置くのではなく、子供には子供なりの主張や意思がある、ということを常に頭にいれておきましょう。
ついカッとなってしまった時でも、一呼吸おいて子供の主張を聞いてみると「なるほど、そういう理由でやってたんだな」と納得できることがあります。
それでもいけないことはいけないと教えるのは当然ですが、カッとなって怒鳴るよりは冷静に諭すことができるようになります。
そうすると子供も自分の気持ちを聞いてもらえたことに満足し、比較的すんなりとこちらの言い分を聞いてくれます。
親のイライラが減ると親の心に余裕がうまれ、子供の行動も徐々に落ち着き好循環がうまれます。
子育てのイライラ発散!親子で楽しむ解消法とは?
しかし、そうは言っても人間ですから、どうしてもイライラしてしまうこともあります。
そういう時は子供と一緒になってストレス解消してみてはどうでしょうか。
おすすめなのはカラオケです。
今は家でも手軽にカラオケができるようになったので、家でお子さんと一緒に好きな歌を歌うのもいいでしょう。
ご近所迷惑が気になるのならちゃんとしたカラオケボックスに行ってもいいと思います。
最近ではキッズスペースつきのカラオケボックスも増えてきたので、そういったところを探して子供を遊ばせつつ自分は歌を熱唱、なんてのもありかもしれません。
次におすすめなのは体を動かすダンスです。
子供の歌ではなく、自分の好きな音楽を流してハチャメチャにダンスをするだけでもスカっとします。
親が踊っていれば子供はたいがい真似して踊りだすので、親子で楽しくハチャメチャダンスをしてみてください。
踊り終わった後にはスッキリとしているはずです。
体を動かすのが苦手な人でしたら、親子でおいしいものを食べにいくのもいいかもしれません。
この時ばかりは「夕飯に響かないように量を調節して」とか「甘いものを与え過ぎないように」など考えてはいけません。
「今日だけは特別!」と親子で食べたい物を好きなだけ食べてください。
おいしい物を食べている時は人間誰しも笑顔になります。
親子でにこにこおいしいものを食べれば、きっとイライラもとんでいくはずです。
毎日続く子育てに嫌になってしまうこともたくさんありますよね。
そんな時は一度「やーめた!」と家事も育児も放りだしてみてください。
そして心の充電が終われば「よし、やるか!」と自然にやる気がでてくるはずです。
何より大事なのは、なんでも一人で抱え込まないことです。
旦那さんや両親、近所の人、友達、幼稚園の先生、子育て支援のスタッフさん、誰でもいいです。
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