SNS式古典塾!!立夏を詠んだ俳句集50選!!

季節

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          立夏を詠んだ俳句にはあの有名な俳人の作品も!?

 

俳句を始めた理由はツイッターだった。

もっというとそもそもは自分を表現する場所が欲しかった。というかフォロワーが欲しかった。

ツイッターそのものは学生時代からやっているが、全くフォロワーが増えずに、

誰からも反応されないことに嫌気がさしてやめてしまった。

それから社会人になって、自分と同年代の人たちがツイッターやらYoutubeやらで一旗も二旗も

あげているのを見て、自分も何か発信する側になりたいと思ったのだ。

そこでいくつかのハウツー記事を読んで、どうやったら人気のあるコンテンツができるかということを

研究したのだ。

そこでわかったのが、日々のことをただ呟くだけでは誰も読んでくれない。

その人にとって有益な情報になりうるものを呟くこと、

ニッチならニッチな話題の方が拾ってもらいやすいとあったのだ、

だから僕は考えに考えて「俳句」というテーマを選んだのだ。

本当は、「読書」とか「詩」の方が自分の趣味には近かったのだが、やっぱり趣味人口が多すぎた。

もともと嫌いではなかったので、自分を表現する一つとして勉強をしてみようと思ったのだ。

 

まず取り組んだのは既存の名句に触れること。

自分で表現することも大切だけど、

そのためにはやはり素晴らしいと言われてきたような句を学んでいきたい。

と、勉強熱心な僕は考えた。

もちろんこの分野だって大学で勉強するような偉い人もいるけど

そこはSNS時代の特権ということで

初心者からレベルアップしていくストーリーがコンテンツになるのだ。

 

そして今の季節は「立夏」。

まずそこから攻めていこうと思う。

夏立ちし 瓶につゝじの 花古き  正岡子規

夏立つや 忍に水を やりしより 高浜虚子

山ふかむ ほどに日鮮か 夏来る 飯田蛇笏

調べていると案外聞いたことのある俳人のものが出てきた。

正岡子規や高浜虚子は教科書で習うような人物だし、

飯田蛇笏も高浜虚子に師事していたような俳人だ。

超有名どころである。

正岡子規からはツツジの赤、高浜虚子からは忍という植物の濃い緑、

飯田蛇笏からは太陽の明るさが感じられて、夏が来たんだなという瞬間が感じられる。

 

 

 

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 そもそも立夏とは5月頃のこと!!

今の季節である立夏から攻めていこうと書いたが、

立夏というのは5月ごろのことらしい、いろいろ調べているうちにわかったことだ。

俳句の季節感は旧暦によるものだからだ。

今の感覚よりも1ヶ月早いと考える。

5月なんてまだ春、という感覚が抜けないが

そう思って見てみるとふとしたところで、夏めいていると思うようになった。

以下に僕の気になった立夏の句を50句集めてみた。

 

樹々の香の なかへ入りゆく 立夏かな 桂 信子

原色に だんだん近く 夏に入る 稲畑汀子

紺と白 わが好む色 夏来たる 稲畑汀子

楽しさの 生まれゆく風 薫るとき 稲畑汀子

急ぎきて 薄暑を感じ ゐたりけり 稲畑汀子

武者人形 飾りし床の 大きさよ 稲畑汀子

旅したき 思ひそゞろに 初袷 高橋淡路女

薫風に 歩めばさめぬ 船の酔ひ 高橋淡路女

みどり葉を 敷いて楚々たり 初鰹 三橋鷹女

子に母に ましろき花の 夏来る 三橋鷹女

夏来たる 白き乳房は 神のもの 三橋鷹女

はや夏に 入りたる波の 高さかな 久保田万太郎

それとなき 病のすゝみ 風薫ず 久保田万太郎

はまゆふの まだ咲かぬ風 薫りけり 久保田万太郎

セルの肩 月のひかりに こたへけり 久保田万太郎

 

風薫る 羽織は襟も つくろはず 松尾芭蕉

目にかかる 時やことさら 五月富士 松尾芭蕉

 

薫風の 人とたたへて 泪あり 中村汀女

噴水の 玉とびちがふ 五月かな 中村汀女

 

薫風の 眉たかぶりて わかものよ 日野草城

薫風や 素足かがやく 女かな 日野草城

薫風の 鏡に写す 眉目かな 日野草城

薫風や 花をはりたる 牡丹園  日野草城

菖蒲湯を 出てかんばしき 女かな 日野草城

 

早乙女の 夕べの水に ちらばりて 高野素十

霜害を 恐れ八十 八夜待つ 高浜虚子

生涯に 風薫る日の 幾日ぞ  高浜年尾

朝虹は伊吹に凄し五月晴れ              麦水

虻出でよしやうじの破れの五月晴れ              一茶

走り梅雨ゆつくり歩いてみたくなる   伊藤多恵子

頬杖の頬の冷たき走り梅雨   (作者不明)

喪主となる甥まだ若し走り梅雨   山口たけし

走り梅雨気候の変化身に添はず   松尾緑富

 

薫風の ありなれ渡る 光かな 内田百間

花びらに 風薫りては 散らんとす  夏目漱石

その人の 足あとふめば 風かをる 正岡子規

小障子に 菖蒲の影や 夕月夜 正岡子規

古杉や 三百年の 風薫る 正岡子規

夕顔の 苗売る声や 五月晴 正岡子規

わが碗に をさめししづく 新茶くむ 皆吉爽雨

しばらくは 荒雨しぶく 田植笠 西島麦南

松風に 筍飯を さましけり 長谷川かな女

丈夫なる 泣き声たてて 初端午 阿部みどり女

万緑を 一蝶浅く めぐりゐる 阿部みどり女

恋しらぬ 女の粽 不形なり 上島鬼貫

味噌倉の 鼠と共に 梅雨迎ふ 鈴木真砂女

夏めくや 庭土昼の 日をはじき 星野立子

葉ざくらに 人こそしらね 月繊そる 飯田蛇笏

雨あしの 立夏をあらき 拓地かな 飯田蛇笏

雨あしの 立夏をあらき 拓地かな 飯田蛇笏

初夏の 山立ちめぐり 四方に風 水原秋桜子

吹流し 五月の風を 蹴りに蹴る 山口誓子

夏痩も せずに繭煮る 女かな 尾崎紅葉

をちこちに 滝の音聞く 若葉かな 与謝蕪村

 

こうやってみると有名な俳人に限らず

いいなと思えるものが多くあり、僕はまずは一日一句を掘り下げて

ツイートすることにした。

結果ぼちぼちとフォロワーが増えてきている。

これがある程度大きくなったところで

自分のオリジナルも出そうと思うのだ。

SNS時代が生んだ現代の有名俳人というのも悪くない。

 

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