婚姻したカップルの3組に1組は離婚しているという事実。
ご存知の方も多いと思います。私の周りでも珍しくはなく、
息子の通っていた保育園では1クラス5人のママがシングルマザーでした。
40歳というと仕事は一番働き盛りの頃で仕事でのストレスも多く、
家庭のことは妻に任せている状況。
家事、育児をしてもらうのが当たり前になっているなど、
仕事ばかりで家庭や妻の気持ちの変化に気付いていない場合もあります。
お子さんがいらっしゃる場合は手のかかる頃は過ぎ、
思春期にさしかかる時期ではないでしょうか。小さい子特有の子育ての
大変さではなく、第二次反抗期が始まり内面的なサポートが必要に
なってきます。妻が相談したいときに
仕事にかまけて相談に応じないなど、少しずつ夫婦間に亀裂が生じてしまう。
離婚の原因は夫婦の数だけケースがあるので一概には言えませんが、
喧嘩やすれ違いが多い性格の不一致、DVやモラルハラスメントや浮気、
ギャンブルなどが主な原因だと思います。
最近では妻からのDVやハラスメントを受けている男性も少なくありません。
〇離婚した40歳男性の友達にかける言葉は?
心理学の面でいえば男性は女性に比べて、ストレスに弱い傾向にあります。
男性は言葉で伝えないと理解しづらい部分があります。
離婚が妻からの申し出だった場合は、妻のSOSに気付かないまま生活していた為、
全く身に覚えがなく寝耳に水状態。
上手くいっていたと思っていただけに、落胆や狼狽ぶりは目に見えています。
離婚は結婚するよりも重労働です。別居を経ていると
婚姻費用の取り決め、共同財産や家のローン、親権や養育費など、
婚姻生活が長いと様々な問題を解決しなければならず、
時間もお金も要します。
心身ともに疲れ切っている場合がほとんどだと思います。
労りの言葉をかけてあげましょう。
無理に何があったか聞き出そうとせず、
深刻な雰囲気を出さずに
話しやすい雰囲気をつくることです。
離婚は一般的にマイナスな印象にとられがちですが、
すでに前を向いているときは、元気に背中を押すことも必要です。
最初から励ましモードで話してしまうと、
せっかく前向きな気持ちでいるところに水を差してしまうかもしれません。
〇離婚した友達が嫌がる言葉やいらぬ気遣いとは?
気を付けるべきことは男性の自尊心を尊重することです。
そして、共感的態度で接することが大切です。
男性は異性に対していい所を見せたいという気持ちがあります。
見栄を張って強がってしまうかもしれませんが、
そこは気づかないふりをして話を聞いてあげるのが良いのではないでしょうか。
しかし、話の中で出てくる結婚生活での態度や言動を、
それは言わない方が良かった、貴方が悪いなどといった、
否定的な言葉は言わないようにしましょう。
離婚の原因がその友達にあったと攻めてはいけません。
その言葉は友達にとって一番つらい事です。
離婚によって十分に後悔し、反省しています。
そして電話ではなく直接話をする場合、友達の気持ちにもよりますが、
非常にプライベートな話になりますので周りに声が聞こえないような半個室や、
隣とのテーブル間隔が広い場所で話すなど配慮が必要になります。
傾聴と共感的態度で、あまり身構えずに、
困ったときには助けになるよといった
雰囲気をつくると友達も話しやすいと思います。
勘違いされない程度に定期的に連絡をとりあい、たまには会って話をし、
ストレス発散させてあげるといいのではないでしょうか。
以上の事を参考に、性格や考え方、貴女との距離感を理解した上で
声かけすることをおすすめします。
その友達を一番理解しているのは貴女です。
きっと気持ちが伝わるはずです。
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