中学生の俳句教室! 「風薫る」が5月を意味するのはどうして?

季節

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国語の授業は、現代文だけでなく古典や和歌や俳句など日本の文化を育んだ文学も学びます。そのなかで、俳句はテレビ番組で俳句をあつかったコーナーが注目されています。俳句がとても身近に感じられるのではないでしょうか?

ではみなさん俳句ってどんなものか、ここでちょっと確認してみましょう。

 

柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺   正岡子規

古池や蛙飛び込む水のおと    松尾芭蕉

閑かさや岩にしみ入蝉の声    松尾芭蕉

 

これは俳句をやらない人でも知っている名句と言われています。きっと一度は聞いたことがあるでしょう。

 

俳句は5・7・5の17文字、17音で構成され、その中に季語を1つ入れます。

先程の俳句だと、柿は秋の季語、蛙は春の季語、蝉は夏の季語です。

季語というのは、その言葉を聞けば季節をイメージできる単語のことです。

 

ではこちらの俳句の季語はなんでしょう。

 

高紐にかくる兜や風薫る      与謝蕪村

風かほる羽織も襟はつくろはず   松尾芭蕉

 

この俳句は「風薫る」という言葉が季語となります。

柿や蝉や蛙といった固有名詞だけが季語ではないのがわかります。

「風薫る」はいつも季節で、風が薫るとはいったいどういう意味なのでしょうか?

 

 

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衝撃の事実!!『五月晴れ』には2つの読み方があった!?

◯「風薫る」は5月のことだけど夏の季語?

季語は季節を表す言葉でしたね

季節は春・夏・秋・冬があって、俳句の世界では季節を大まかに区別しています。

春・・・1―3月

夏・・・4−6月

秋・・・7−9月

冬・・・10−12月

 

今の季節の分け方とは、ちょっとずれがありますね。

その理由は、俳句の季節では旧暦を用いているからです。

旧暦とは、明治5年(1872年)まで用いられた暦のことです。

現在は明治6年(1873年)に国が採用した新暦を用いています。

「歳時記」という1年のいろんな自然や行事などを記した本があるので

一度読んでみてください。季語のわかりやすく分類されていて、とても読み応えがありますよ。季語は約5000語あるので、気になる季語を調べてみると面白いですよ。

 

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◯「風薫る」の意味から5月を表す理由がわかる!

 

風薫るは夏を表す季語となります。

風は1年中いつでもあるし、風が薫るとはどういうことでしょうか?

風薫るというのは夏の季語といっても初夏のあたりに使う季語とされています。

その意味は、夏に吹き渡る風をほめたたえ、新緑、若葉の頃の風として使いたい季語

とあります。この語源は、漢語の「薫風」でそれを訓読みして日本語にしたと言われています。

5月あたりの風は爽やかですね。風が木々の葉を揺らながらそよそよと吹き抜ける感じがまるで新緑の香りを漂わせるというイメージがしてきます。

5月の風を風薫ると表現するなんてともてオシャレですね。

 

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◯季語を調べて俳句作りにチャレンジ!

 

5月の季語は他にどんな言葉があるのでしょう?調べてみましょう。

5月のある行事にちなんだものだと、端午、田植え、鯉のぼり、八十八夜、柏餅、菖蒲

風薫るのように自然を言葉にしたものは、梅雨向かう、夏めく、葉桜、若葉、初夏

これはほんの一例でまだまだたくさん5月に使う季語はありますので、是非調べてくださいね。

季語のことを学んだところで、次は俳句作りにチャレンジしてみましょう!

まずは、紙とペンを用意して、外へ出かけてみましょう。スマホでもいいですよ。

気になる風景など写真に撮ってあとから俳句作りの材料にしてもいいですね。

耳に聞こえた音からインスピレーションを感じることもあります、五感がフル稼働していきますよ。

 

俳句の楽しみは、日常生活の中のピリッと嫌なことも楽しかったことも、17文字に

収まることも1つです。17文字中に季語を含めて自然をからめて、自分の思った感じた

ことを伝える、心のデトックス効果もあるでしょう。

俳句のテーマは何でもありだし、言葉の勉強にもなります。

難しく考えずに気軽に俳句作りにチャレンジしてみてくださいね!

 

 

 

 

 

 

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