カブトムシの大きな勇ましい角!それが人気の秘密、魅力ではないでしょうか?
その姿に熱中する、子供たち、元子供の大人たちはたくさんいますね。
カブトムシ対クワガタの対決、カブトムシ対カブトムシの対決など、どのパワーと昆虫の動きに
夢中になったこともあるでしょう。
どっちが強かったですか?
カブトムシは、実際に森へ行って採集ができる楽しみもあります。
カブトムシは夜間行動をするため、大好きなコナラやクヌギのある木を探して、目星をつけておきます。
夜にその木へ行ってみると、樹液を吸いにきたカブトムシに出会い、きっと最高の感動になるのでは?
※夜間の採集は、周囲の迷惑をかけない行動、他の虫などから見守る服装などして行いましょうね。
成虫の採集楽しいですが、夏の終わりには卵や、孵化し幼虫を採集することもできます。
それらを自宅に持ち帰り、来年の夏にかけて成虫になるまでの飼育も楽しいものとなるでしょう。
もちろん、ペットショップやホームセンター、大きめのスーパーなどででも購入はできます。
夏休みの自由研究のコーナーなど設けられていて、わかりやすいとこにありますよ。
カブトムシの飼育をやってみませんか?
用意するものは、大きめの容器、腐葉土、止まり木、昆虫ゼリーなどのエサです。
大きめの100円ショップなら、物品をそろえることができますよ。
○そもそもカブトムシの腐葉土ってどういう役割があって、なんのために必要?
https://www.photo-ac.com/main/detail/1029655?title=%E3%82%AB%E3%83%96%E3%83%88%E3%83%A0%E3%82%B7
腐葉土って、どういったものか、わかりますか?
腐葉土とは、森などで、落ち、葉や朽ち木が微生物やミミズなどが分解をして、黒っぽい土に近い状態のものです。
森など歩いていると、落ち葉がばらばらっと、ドロドロってした状態のものを見たことありませんか?
人間によっては、なにこれ?とおもってしまう、アレです。
この腐葉土を食べて、カブトムシの幼虫は成長するのです。
この腐葉土は、100円ショップやホーセンターでも購入ができますよ。
https://www.photo-ac.com/main/detail/576321?title=%E3%82%AB%E3%83%96%E3%83%88%E3%83%A0%E3%82%B75
○もう悩まない!カブトムシの腐葉土の作り方にはコツがあった?!
お店でかった腐葉土には海外製品もあって、カブトムシのコナラやクヌギの葉っぱで作られていない
腐葉土もありますのでどんな腐葉土でできているか確認をしましょう。
腐葉土は森など、自然界で作られるものですが、自分でも作ることができますよ。
ただ、3ヶ月~6ヶ月という時間がかかりますので、すぐに必要な場合は購入をするとよいでしょう。
作り方は、とてもシンプルです。
まず、カブトムシが好きなクヌギやコナラなどの広葉樹の葉っぱを集めます。
マツ、スギ、ヒノキといった葉っぱは、カブトムシが食べる腐葉土を作るのには不向きです。
作る場所ですが、お庭があれば、その片隅を借りて、落ち葉をバサッと固めておきます。
ポリ袋や、バケツ、大きめの箱などであっても大丈夫です。
落ち葉が、微生物や空気中の成分と混ざり合える環境を作ってあげます。
そこに、お水を入れて混ぜます。さらに米ぬかがあれば、混ぜてあげるよい腐葉土ができやすいです。
庭の片隅で作る場合は、ビニールシートをかぶせておきます。そうすることで、風などで葉っぱが
飛ばないし、発酵していく温度が逃げないです。
ポリ袋は空気を入れてゆったりとしばります。バケツなどは、落ち葉ビニールをかけておくか、そのままポリ袋に入れて空気を入れて軽くしばります。
時々、スコップなどで混ぜてあげましょう。ビニールに水滴などついてるか確認をして、水分が足りないようなら、お水を加えます。
空気中や落ち葉についていた微生物や、菌や、カビや、ほんとにいろんなものが、腐葉土を作り上げていきます。
○カブトムシの一生
カブトムシは夏の終わりに産卵をします。卵は約3週間ほどで孵化して幼虫となります。
腐葉土の中に潜って、腐葉土を食べながら寒い冬を越していきます。
その間、2度の脱皮をして、5月下旬~6月にかけて蛹になります。
蛹室をつくって、10日間~2週間すると蛹の皮を脱いで、成虫へ羽化します。
樹液を吸い、交尾をして、メスは産卵をし、オスもメスも死んでしまいます。
そして卵が幼虫となり、そのサイクルは繰り返されます。
カブトムシの一生は約1年弱です。
人間から見ると儚く短い一生ですが、その生態はまだまだ研究が続けられています、
最近では、メスでも角ができるという研究結果もありました。
皆さんも、ぜひカブトムシの飼育をしながら観察をしてみてくださいね!
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