Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/p050/gohan-hg.com/public_html/wp-content/plugins/pixabay-images/pixabay-images.php on line 34

Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/p050/gohan-hg.com/public_html/wp-content/plugins/pixabay-images/pixabay-images.php on line 34
衝撃の事実!!『五月晴れ』には2つの読み方があった!? | サラリーマンパパのトレンドブログ

衝撃の事実!!『五月晴れ』には2つの読み方があった!?

スポンサーリンク
>
イベント

 

 

『五月晴れ』と聞いてどんなイメージをもちますか?そしてあなたは、「さつきばれ」?「ごがつばれ」?どちらの読み方が正しいと思いますか?ある人はよく聞く暦の5月は「さつき」と言うから「さつきばれ」じゃないかしら?また、ある人は、最近よくテレビで5月の晴れの日に「ごがつばれ」って聞くから「ごがつばれ」でしょ?と意見の違いがあります。どちらが正しいのでしょう?

使う人の認識の違いや、間違った意味、読み方だったりすることで相手と口論になったりもしますよね。我が家も日常茶飯事です。今もこの話をしたら、言い合いになりそうです。

今回は、『五月晴れ』についてご紹介しますね。「えっ!そうだったの!」とあなたは衝撃をうけるかもしれませんよ!

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

『五月晴れ』の意味は読み方によって全く違う!?

 

『五月晴れ』は、「ごがつばれ」と「さつきばれ」と読むことができます。また、読み方によって意味が違うことにびっくりですよね。

あるお天気コーナで「あすは五月晴れ!半袖では寒いでしょう!」と放送していたことを思い出しました。これは、いったいどちらの意味でしょう?

『五月』「サツキ」は旧歴・陰暦と呼ばれていました。旧暦五月が今の六月にあたるので本来梅雨の時期で『五月晴れ』は梅雨の晴れ間・梅雨の合間の晴天と認識されていましたが、時代とともに誤って新暦の五月の晴れの意味で使われるようになり敢えて『五月晴れ』「ごがつばれ」と読むようになっています。ということで、どちらの読み方も正しいのです。ただ、読み方によって例えば『五月晴れ』と聞いて絵を描いてくださいとお題をだされたら梅雨時期に一時的に見られる晴れ間と五月のすがすがしい晴れのイメージが捉え方によって違って浮かんでくるのではないでしょうか?また、『五月晴れ』で俳句をつくってみましょうとなったら、読み方によって季語の使い方に違いがでてきてなんかちょっとややこしい感じもしますがこれが、日本語の難しいところでもあり面白いところでもあります。

さて、

「あすは五月晴れ!半袖は寒いでしょう!」はどちらの意味だったでしょうか?

半袖では寒いということは、湿度が低い5月のすがすがしい晴れの日だということでしょう。

上記のことから、「ごがつ晴れ」は、そのまま5月に使われる言葉として間違いないようです。

もう一つ、「さつき晴れ」ですが五月と皐月がありますよね。文章の中でも「皐月晴れ」と使われることもあります。

では、もう少し皐月について調べてみましょう。

皐月:日本では、旧暦5月を皐月と呼び、現在は新暦5月の別名として用いられます。「さつき」は、この月は田植えをする月であることから「早苗月(さなえつき)」といっていたのが短くなったと言われています。

『日本書紀』などでは、「五月」と書いて「さつき」と読ませ、「さつき」を皐月とかくようその後なったようです。

もう一つの呼称 皐月(こうげつ)陰暦5月の異名です。

また、5月には、皐月の他にも数多くの異名があります。少しだけ紹介します。

 

いななえづき(稲苗月)、いろいろづき(5色月)、うげつ雨月、けんごげつ(健午月)、つきみずづき(月不見月)、さみだれづき(五月雨月)、しゃげつ(写月)、たちばなづき(橘月)、ちゅうか(仲夏)、ばいげつ(梅月)、よくらんげつ(浴蘭月)

 

スポンサーリンク

『五月晴れ』は俳句の季語としても有名!!

 

五月の季語で思い浮かぶのは、『五月雨』の方が多いのではないでしょうか?

 

『五月雨』で代表的な俳句と言えば「五月雨を集めてはやし最上川」松尾芭蕉

 

実は『五月晴れ』も俳句の季語として有名なのです。

 

虻出でよしやうじの破れの五月晴れ   一茶 「七番日記」

 

うれしさや小草彩もつ五月晴      正岡子規 「子規句集」

 

小舟して洗ふ画舫や五月晴       寒川鼠骨 「寒川鼠骨集」

 

朝虹は伊吹に凄し五月晴れ       麦水 「葛箒」

 

抱きおこす葵の花やさ月ばれ      蝶夢 「草根発句集」

 

上記の俳句は、季語『五月晴れ』 はさつき晴れと読み 、俳句の季語としてはもとの意味で使われることがほとんどです。

ちなみに「5月」のつく言葉には、「梅雨」を指す「五月雨」と「梅雨のころの夜の暗さ」

などを表す「五月闇」があります。どちらも、今でも本来の意味で使われています。

 

まとめ

今回は五月晴れについて紹介してきました。「ごがつばれ」の時は、現在は五月の晴れの日に使われるように変わってきました。そして「さつきばれ」は、六月の梅雨の合間の晴れの日や、梅雨あけ直後の晴れ間も「さつきばれ」とも呼ぶので初夏の季語として使われています。しかし、最近の俳句や文章には「ごがつばれ」の文字もよくみるようになりました。『五月晴れ』には、二つの意味があります。

使う人それぞれが旧暦なのか新暦なのかで違う意味をもち、また歴史の流れとともに変化していったのです。

そして、『五月晴れ』のように多くの人が間違って使っていた言葉が広まり定着してしまうことに私は、衝撃をうけました。

みなさんはどう感じましたか?確かに最近の広辞苑をみれば昔はなかったけど今は定着した言葉ってたくさんありますね。

 

もとの意味だけに留まらず言葉の進化も受け止めていかなければなりません。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました