子供のイヤイヤ期、思うようにならないと癇癪を起します。
どうすればいいのでしょうか、一緒に考えましょう。
【癇癪の原因を突き止めよう】
子供のイヤイヤ期、大体2歳ぐらいから始まります。
大抵の子供が歩けるようになり、自分の気持ちを伝えようとします。
しかし、まだ幼い子は大人の様に語彙力が無く、
自分の思いを伝えられず、イライラして物に当たったり、手足を
バタバタさせて保護者を困らせます。
こんな時はほったらかしにしとけばいい。
そんなものではありません。
良く子供を置き去りにして去っていくお母さんを見ます。
これはあんまり感心出来る方法ではありません。
イヤイヤ期は自己が目覚め始める大事な時期です。
子供は何かを伝えようとしています。
それが思うように伝えられない。
解ってもらえない。悲しい気持ち、怒りの気持ちが爆発するのが
癇癪です。
昔はカンムシなどと言い、お参りや針を打ったりしたものです。
今ではそれが意味が有る事かどうかは解りません。
子供が癇癪を起すと周りの目もあり、保護者は困ります。
でも、怒らないで下さい。
落ち着いて子供の目線に立って、子供を観察してみて下さい。
【子どもにしてはいけないこと】
子供が癇癪を起すと、保護者は、叱るか放任するかのどちらかです。
先ほども言いましたように、絶対に暴力をふるうのは止めて下さい。
私も経験あるのですが、暴力を振るわれて育った子は、
友達に暴力をふるったり、噛みついたり、人をいじめる傾向にあります。
反対に穏やかに育った子は、やっぱり落ち着いて優しい子に育ちます。
子供が癇癪を起こしたら、
まず自分の言動を振り返って見て下さい。
自分の行動に似ていないだろうか?
子供の気持ちが解っているのだろうか。
私の子ども達は成人していますが、いまだに子供達の思いを
本当に解っていたのか疑問です。
頭ごなしに叱らないで、一度しっかり抱きしめてあげてはいかがでしょうか?大好きな人のハグは大人でも落ち着くものです。
子供はまだ言葉が良く解りません。ですので、子供の表情を見ながら、
落ち着いた声で、色んな問いかけをしてみて下さい。
自分の気持ちに近い言葉があると、ウンと頷くでしょう。
・泣きわめくからと言って、食べ物を与えたり、わがままを
通させるのは良くありません。
我を通すために余計に癇癪を起こしたりするようになります。
子供はおもちゃが大好きです。
おもちゃ付きのお菓子をねだられて困る事もあります。
でも私は今日は買わない。それは買い物に行く前に伝えておきました。
周りの目が気になるからと、親が子供の言いなりには絶対になっては
行けません。
親と子供の立場の違いをしっかり教える時です。
毅然として下さいね。
【まとめ】
親なら一度は困った経験がある、子供の癇癪。
その原因と対処法をお伝えしてきました。
こんな時は親も一緒になってカッカしてはいけません。
怒鳴ったり叩いたりは逆効果です。
子供は叩かれることに怯え、余計に泣きわめくようになります。
また、大人の顔色だけ見て表向きを取り繕う、ずるい子になってしまう
可能性もあります。
ポイントはまず深呼吸。とりあえず抱きしめて落ち着かせましょう。
保護者がアタフタしては行けません。
落ち着かせてから、子供が理解できる言葉を選んで伝え、子供の
気持ちを探ることです。
まず、子供の気持ちを理解し、共感することが大切です。
中々難しい事ですが、いつまでも続く事ではありませんので、
安心して子育てをなさってくださいね。
大丈夫です。子供は保護者が大好きです。
いずれ、アナタの強い味方、支えになります。
その日の為に今は大きな心でお子さんを包んであげて下さいね。
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