冬に欠かせない暖房器具といえば、こたつですね。お部屋や家族の人数によって、
こたつの大きさもそれぞれ違ってくると思います。
購入するときに、高さのチェックしてても、家の中に置いて座ってみると
「あれ、ちょっと高いな」「もう少し低くてもいいなあ」とか微妙に高さが気になってしまったり。
こたつの高さを調整する便利なグッズがありますので、その方法などご紹介してきましょう。
https://www.photo-ac.com/main/detail/2106773?title=こたつ好き!
◯こたつの足を高くすると電気代が安くなる?
こたつは暖かくて気持ちがいいですが、電気代は気になります。一般的にこたつの電気代は
安いと言われていますが、節電はしたいです。
こたつは電気で温まりますが、人の体温でも温まることもできますで、何人かで使うと
いいですね。そんなとき、こたつのテーブルが低いと、足がぶつかりやすくなったり横向きに寝たとき、寝返りがやりにくいです。こたつの足を少し高くしてこの問題を解決していきましょう。
こたつの足を高くするには、「継ぎ足」というこたつの足のしたに設置する道具があります。
ホームセンターやネット通販などで手に入れることができます。
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「継ぎ足」をしなくても、最初からこたつの高さを調整できるタイプのこたつもあります。
自分の実家は、継ぎ足ができるタイプのこたつでした。天板は長方形で大きくて
親戚がお正月にきたときなどは、重宝しました。
いろんな年代の人もいたし、膝が悪くて、正座ができない人は、座椅子に座ってもらいます。そうすると、普段つかっている高さだと不便なので、継ぎ足をして調整していました。
高くなると、足の出し入れが楽になって、とても便利です。
この専用の「継ぎ足」がない場合は、市販のものを使ってみましょう。
小さな植木鉢のような形で、こたつの足にすっぽりかぶせるように使います。5センチくらい高くなりますから、随分と違いますよ。
通販やホームセンターだと値段は1000円代から3000円代が多くそろっています。
ちょっと高いなあ、なんて思ってませんか?冬の2、3ヶ月くらい使用するだけだし。
100円ショップにも「継ぎ足」が売っているところもありますよ。
高さは大体5センチくらいは高くできますので、お試しで高くしたい場合などは
便利ですね。
「継ぎ足」について心配することは、安定感ですね。
高くできたけど、ぐらぐらしたりしたら、不安です。サイズが合わない、インテリアとして
いまひとつピンとこない。
そういう人には、DIYして作っちゃうという方法もあります。
こたつの足に穴をあけて、ネジで継ぎ足をくっつける。単純なようですが、
こたつの足の形状に合わせないといけないので、ちょっと苦労するかもしれません。
形状にあった角材を見つけて、面取りなどして、色も合わせて、材質も合わせる必要が
あります。
小さな子どもさんがいると危険ですが、レンガブロックやなどを、足のしたに置くだけ、というシンプルな方法もあります。そんなに高くはできませんし、安定も移動もやりにくいので、突発的に高くする必要がある場合に使用してみましょう。
◯こたつの電気代削減の理由は江戸時代に遡るとわかる!?
現代では冬の暖房の代名詞ですが、こたつはいつ頃から使われているのでしょうか?
その歴史は古く、室町時代には使用された記録があり、江戸時代の中期には庶民に親しまれていました。方法は炭です。炭で暖をとっていました。
囲炉裏に灰をかぶせ、四角箱をおいて衣類などをかぶせて、足を入れていたようです。
昔の人も、足を温めれば、上半身も温めることを実践していたのですね。
自分も小さな頃、自宅のこたつは「豆炭こたつ」でした。
豆炭ってわかりますか?手のひらに乗っかるサイズのぷっくりした炭があってそれを
9つ用意して、ガス台で火をつけて、専用の容器に入れて、こたつのテーブルの下に設置します。だいたい、7−8時間は暖かいです暖かさのピークは足がやけどしそうなくらい熱くなりました。炭の独特な匂いもあって、しっかりと布団をかぶせないと匂いがきつかったです。あと、一酸化中毒の心配もあり、部屋の換気は欠かせませんでした。
電気こたつのお家が羨ましかったです。
世界でも、こたつと似たような暖房器具が存在します。
4本足の櫓みたいなもののしたの、炭をいれて、足を入れて温めるスタイルです。
ただ、椅子に座って使用するタイプが多いので、日本とはすこし異なりますね。
世界中で使われているこたつ、うまく電気を節約し、使いやすい高さに調整して
快適な冬を過ごしていきましょう!
https://www.photo-ac.com/main/detail/801368?title=湯気立ち上る白玉ぜんざい
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