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小学生のギモンを解決!ちまきを端午の節句に食べる理由って何? | サラリーマンパパのトレンドブログ

小学生のギモンを解決!ちまきを端午の節句に食べる理由って何?

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  ちまきを端午の節句に食べる風習は中国の言い伝えに由来していた!?

 

最近小学生になった息子が色々聞いてくる。

しかも答えられないような質問も多い。

お決まりの、僕はどうやって生まれたの?なんで死ぬの?死んだらどうなるの?

という哲学的なことから、ほらやってごらんのほらって何。ワカメと昆布はどう違うの?

と、イライラさせるようなものまで様々だ。

彼の教育のためにはちゃんと付き合ってあげたいと思う気持ちもあるけど

いちいち身が持たないとも思う。

今日彼に聞かれた質問は

「はしらの傷は一昨年の5月5日の背比べ」

の歌詞の中にある「ちまき食べ食べ兄さんがはかってくれたせいの丈」

のちまきってなに?である。

ちまき、ちまきねぇ。

「なんか草にまかれたあんこ入りのお餅。」

って答えたら、横から旦那が

「え、違うやろ、ちまきといえば551やろ!草の中に炊き込みご飯のおにぎりみたいなのが

入ってるやつ」

といってきたことに驚いてしまった。

お前が言ってるのは柏餅やろ、と言われたけど、

そんなことない、私の頭の中に柏餅は別の形状でちゃんと検索される。

違うよ、柏餅みたいに丸いんじゃなくて細長い三角なんだよ!あんこがない時もあるよ。

と、口論になり、息子の質問に答えるどころか夫婦喧嘩が勃発しそうになった。

大人なんだから、ちゃんと調べましょうと一時休戦。

 

調べてみると

ちまきとは、お餅またはもち米を三角形または円錐形に作り、

笹の葉で包んでイグサなどで縛った食べもののこと。

縛った後、笹の葉ごと加熱して、葉の部分をむきながら食べる。

日本でのちまきは、平安時代から食べられていたが、中国から伝わったという説がある。

その後、ちまきは日本の各地で改良され、現在ではお餅の中にあんこを包んだり、お餅そのものの素材が変わったりしている。

名前の由来は、もち米を包む葉の種類から来ており、昔は「チガヤ」というイネ科の葉で包まれており、「チ」ガヤで「巻く」食べ物ということから、ちまきと呼ばれるようになった。

 

と、いうことはですよ。

この文を見る限りでは私が思い描いたちまきがやっぱり正しい。

ご飯もののちまきはあるけど、笹の香りが付いているのがせいぜいで炊き込みご飯ではなさそう。

確認したところ、551のようなちまきは中華ちまきというようだ。

そりゃあそこは中華のご飯だもんね。

中国では、給水したお米を葉で巻いてから火にかける作り方が一般的で、

もち米と一緒に包む具材として味付け肉や塩漬け卵、なつめや栗などを入れる。

でも、5月のあたりでは551に限らず、そういうちまきも市場に並ぶから勘違いしても仕方がない。

ただしちまきの形状はだいたい東西で分かれており、

東はご飯ものとしてのちまき、西は甘いちまきが主流。

だから関東出身の彼が中国ちまきを主張したのはある意味当然。

 

その中国からちまきがどう渡ったのかというと、

「中国の楚の国いた屈原という詩人がおり、国王の側近として活躍していたが、あるとき陰謀により失脚する。絶望した屈原は、5月5日に川に身を投げた。

人々はその死を悲しみ、5月5日になると屈原が身を投げた川に供物を投げ入れるようになった。

あるとき、1人の村人の夢に屈原が現れ、自分に供物が届く前に悪い龍に横取りされてしまうとうったえた。そこで、村人たちは龍が苦手な楝樹の葉でもち米を包み、供物を牛の角のように尖らせて龍に食べられないように工夫をした。さらに邪気を払う5色の糸で縛って川に投げ入れたところ、龍にとられることなく、屈原のもとに届いたと言い伝えられている。

これが始まりとなって、中国では5月5日にちまきを作って食べる習慣が生まれ、端午の節句と併せて日本に伝来した。また、ちまきを包んだ魔除けの効果のある5色(赤・青・黄・白・黒)の糸は、子どもが無事に成長するための祈りを込めて、鯉のぼりの吹き流しとして使われるようになった。」

 

こうやってみるとなんか屈原って小さい男じゃない?

自分へのお供え物が届いていませんよーって、村人に催促するなんて。

こういう人は旦那にしたくないわ。

っていうかうちの旦那はどうなんだろう。

ビールが備えられてませんようって、夢枕に経つかしら。

 

 

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  ちまき?柏餅?端午の節句にキミが住む地域ではどっちを食べるかな?

 

ところで、私が食べた記憶のあるちまきは、もち米の中にあんこが入っているものだった。

それは柏餅と同じでは…?って新たな疑問が湧いたけどそれはちょっと違うらしい。

同じものではなく、ちまきは柏餅の前身、ということ。

最初は中国から平安時代にちまきが伝わったけど、江戸時代に柏餅に変化したようだ。

1930年くらいまでは柏の葉っぱがある関東が中心だった。

 

つまり、柏餅に関する扱いも東西で分かれていて、関東で柏餅、関西ではちまきが食べられる。

うんなるほど。

とにかく関西育ちの私は甘いちまきしか食べる機会がなかったわけだ。

おまけに柏餅は関西でも手に入るので、こどもの日に甘いちまきと柏餅を両方食べる、

ということもありだった。

それに比べると関東出身の旦那はご飯もののちまきを食べて、お菓子系の柏餅を食べるということで、

非常にバランスが取れている。

 

そういうわけで、可愛い息子には、夫婦の話し合いの結果。

ちまきにはご飯系とお菓子系があることが説明され、

我が家ではその両方を手に入れ、さらに柏餅をつけるということで

決着がついた。

今年のこどもの日が楽しみだ。

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