冬至には南瓜を食べるけど夏至に食べるものって何かないの?

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生活

 

 

ちょっと早めのクリスマスデートで行った

ごはん屋さんのつきだしがカボチャで

とても美味しかったからよく覚えている。

めずらしく気持ちに余裕があった日だったので

いつもはシャワーで済ますけど

お湯をためてゆず湯に入ってもいいかなって思った。

帰り道のスーパーだってコンビニだってきっと売ってる。

 

ゆずをゲットしての帰り道、ふと思った。

冬至はカボチャにゆず。

じゃぁ夏至は?何か食べたっけ?

そういえば何も思い浮かんでこない。

もう生まれてから何十年も経つのに日本の風習のこと

本当に何にも知らないんだ・・・。

 

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冬至に南瓜を食べる理由、夏至には・・・?

 

冬至といえば南瓜とゆず湯。

なんとなく常識みたいに思っているけど

なんでなんだろう。

調べてみたら、もちろん1年の中で一番夜が長い日なのだけど、

同時にこの日は「死に一番近い日」でもある。

その厄払いのために無病息災を祈り、栄養満点の南瓜を食べて

ゆず湯で体を温める。

 

じゃぁ夏至ってどうなってるんだろう?

南瓜みたいに決まったものを食べるのかな。

これも調べてみると、

…特になし。

え!?なにこの温度差。

どうやら夏至の日は田植えの真っ只中の時期なので、

特別な行事食を作っている余裕がなかったのだそう。

でも、その夏至の日から11日後というのが

半夏生(はんげしょう)というらしく、この日のあたりには

田植えも終わって、改めて行事食を食べていたっぽい。

と、いうわけで、

夏至の日(のあたり)に食べるものは田植えに関連するものが多くて

関西ではタコを食べるのが一般的。

これはタコみたいに稲が根を張りますようにってことなのだとか。

 

    地域によって夏至によく食べるものがある!?

 

そんなエネルギーに満ちた夏至の日には

そのほかの地域でもやっぱり田植えの後の食べ物を

夏至の行事食にしているらしく

関東では新小麦粉で作った焼餅を豊作を祈願して作ったり、

田植えを手伝ってくれた人たちに配ったりする。

 

この小麦で作ったものを食べる風習は関東にとどまらず

島根県や、熊本県、奈良県なんかでも似た風習があるみたい。

 

そして香川県ではうどん。

夏至じゃなくても食べてますやん!って突っ込みたくなるけど

5月に収穫した小麦粉で作って食べるんだそう。

確かに!それは美味しそう。

 

変わったところでいうと福井県では焼き鯖とか(鯖がよく採れる時期だから)

愛知ではいちじくの田楽とか(理由不明)もあるらしい。

 

多少の差はあるものの

春に取れた大切な収穫物を食べましょうというところが

共通点なんでしょうね。

 

普段はあまり意識する事がありませんが、

たまには乗っかって楽しんでみるのもいいですね。

 

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