あきたこまち、その特徴は何?

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生活

 

日本の主食である米は品種改良され、それと同時に、銘柄も増えると同時に

益々美味しくなってきています。

 

さまざまな品種がある日本のお米、選ぶのに迷うほどです。

特に、新たにツヤ姫、ゆめぴりか、ミルキークィーンなど

品種は増える一方です。

昔からあるコシヒカリやササニシキ、あきたこまち。

それぞれの特徴は?と改めて聞かれると

即答できる人はどれだけいるでしょうか?

 

ここでは「あきたこまち」にスポットを当てます。

さて、その特徴はどのような点でしょうか?

調べました。

 

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【あきたこまちとは?】

 

あきたこまちとは、その名が示すように秋田で開発されたお米で、

秋田県湯沢市小野の小野小町生誕伝説から「小野小町」から名づけられています。

 

コシヒカリに奥羽292号を掛け合わせた品種で、コシヒカリの良さを

受け継ぐ美味しさで人気となっています。

 

コシヒカリの美味しさを、秋田の気候においても成長出来るように

冷害に強い品種になっています。但し、稲が倒れたり伏せたりするのに対する

抵抗性は弱いとされています。

 

【あきたこまちの長所と短所】

 

・あきたこまちの長所とは

 

あきたこまちはコシヒカリの旨みに奥羽292号という病害、冷害に強い

米を掛け合わせたお米で、地方番号では秋田31号となっています。

 

あきたこまちはコシヒカリのDNAを受け継いでいるので、

コシヒカリ由来の味の良さ、甘味とお米本来の旨みも持っています。

見た目は小粒ながら炊くとツヤツヤとしています。

粘り気が強く、もっちりとした食感を持っています。

 

あっさりした食感で冷めても粘り気があり、美味しく食べられるので

おにぎりや弁当など冷めても美味しく食べたい料理に向いています。

お寿司にしても美味しく頂けます。

 

・玄米にしても、この粘り気はパサつきを補い、美味しく炊きあがります。

 

・あきたこまちの短所

 

粘り気が強く、水分含有量も多いのでチャーハンのような炒める料理には

向いていません。

 

あきたこまちを炊く際には、水分を控えめにした方がいいでしょう。

 

【あきたこまちの食べ方】

 

あきたこまちの特性は、何と言ってもコシヒカリ由来の味の良さです。

小粒ながらしっかりとした噛み心地があり、また、甘味もあり、

粘り気もあり、お米本来の味を楽しむことが出来ます。

 

この特徴を生かすには、シンプルなおかずが良く合います。

梅干しや明太子、海苔の佃煮などのご飯のおともは勿論のこと、

和定食のような焼き魚や煮魚、おひたし、味噌汁、漬物が何よりも

あきたこまちの美味さを引き立てるでしょう。

 

他にも秋田の郷土料理であるきりたんぽ鍋のように、ご飯を潰して

団子状にして鍋にするのも良く合います。

 

冷えたご飯は味が落ちるものですが、あきたこまちはオニギリや弁当に

しても味はそんなに落ちないので、お薦めです。

 

また、あんまり吸収性が良く無いお米なので、混ぜご飯や、炊き込みご飯に

しても美味しく食べられます。

コシヒカリほど腰が強くないので、丼物にも合います。

 

雑穀米と混ぜて炊いても美味しく食べる事が出来そうですね。

 

但し、チャーハンやオムライスなどご飯粒をパラパラした食感にしたい

料理には、粘り気が多いので向かないようです。

 

【まとめ】

 

以上のように、あきたこまちの特徴について述べて来ました。

 

近年、改良を重ね、色んな品種が生まれています。

それぞれに特徴があり美味しさを持っているとは思いますが

やっぱり、あきたこまちはコシヒカリのDNAを受け継ぐ

美味しい日本のお米の代表格であることに間違いありません。

 

そのままで、また、ご飯のおともに、オニギリや弁当、

鍋の具材としてその美味しさを味わって下さいね。

 

あきたこまちは最近、値段が落ち着いているようです。

人によってお好みの銘柄って決まっていると思います。

他の銘柄を食べている方も、一度お試しになっては如何でしょうか?

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