基本的に、結婚式に招待された時は、列席するのがマナーと言えるでしょう。
しかし、様々な理由で列席が難しい場合も存在するのが事実です。
中には、「招待状を送ったのに、欠席で返って来た…来てほしかったのに…」と
ショックを受ける方もいらっしゃるかと思います。
特に、「結婚式」という特別な儀式を重要視しがちな女性(新婦さん)は
神経質になりやすいはずです。
今回、大切な人から、「結婚式の欠席」通知が届いてショックを受けている女性
に向けて、考え方や対応についてご紹介します。
結婚式の欠席が多いのは仕方ない理由も!そうでない時は諦める!
様々な理由で、結婚式に列席できない場合があります。
欠席の通知が来て、ショックな気持ちはお察ししますが、招待者側も欠席を
余儀なくされた理由があるのだ、と認識することも大切です。
以下に、よく見かける欠席の理由について紹介していきます。
① 先約の仕事がある場合
→招待状が届く前に、出張の予定が入っていた…など、仕事の予定が
変更できない場合もあります。寛容に受け止めましょう。
この場合、欠席する方は、正直に伝えても失礼にはなりません。
返信はがきにお詫びと理由を書いて、早めに連絡してあげてください。
② 先約の結婚式と被っている場合
→この場合、十分に欠席の事由になります。ショックを受けずにきっぱり
諦めましょう。
欠席する方は、先約があることを伝えた上で、お詫びと祝福の言葉を
しっかり伝えましょう。
③ 身内に不幸があった場合
→身内の不幸が理由で欠席する場合、明確に理由を述べない場合が多いです。
お祝いの場に、ふさわしくない内容ですしね。
「どうしても都合がつかなくて…」とにごした表現の場合が多いでしょう。
欠席する方は、お詫びと祝福の言葉を新郎新婦に伝えるようにしましょう。
④ 金銭的な理由の場合
→この場合も、言葉をにごして欠席を伝えてくることが多いです。
欠席される方は、お詫びと祝福の言葉を新郎新婦に伝えるようにしましょう。
他にも、様々な理由で欠席になる場合があるかと思いますが、いずれの場合でも
断る際のマナーを忘れずに。
以下に、欠席連絡後のアフターケアをいくつかご紹介します。
・お祝いを贈る
→あまり高額なモノやお金をもらうと受け取る側も困ってしまいます。
金額は1万円程度が妥当と言えるでしょう。
新生活に役立つものだと喜ばれるかもしれませんね。
・電報を送る
→結婚式当日に電報を送るといいですね。
祝福のメッセージが披露宴で読み上げられ、あなたの祝福の意が感じられます。
新郎新婦ともに喜んでくれるはずです。
招待者は、欠席に理解を示すことが肝要です。
時には、諦めて気持ちを切り替えましょう。
ショックのあまり結婚式の準備や本番に不安を残さないようにしましょう。
欠席者は招待者へ祝福の気持ちを表明することが大切ですね。
招待者はあなたに来てほしくて招待状を送っています。どのような理由があるにすれ、お詫びと祝福を忘れずに。
代わりの出席者を探すのは実は得策ではない!?
結婚式の招待状の返信で欠席者が分かった場合、式場との打ち合わせで列席者の人数や
席次の調整が可能かと思います。
ここで、別の人に招待状を送っても間に合わないこともないでしょう。
当日に急遽欠席者が出てしまった場合は、致し方ありません。
その席は空席になってしまうかと思いますが、結婚式の数日前や数週間前に
欠席者がでてしまった場合、どのように対応すればいいのでしょうか?
式場によって異なりますが、料理や引き出物のキャンセルは難しい時期になっているかと
思いますし、空席があるのも寂しい感が否めません。
席次表は、印刷に回ってしまい名前や肩書も変えられないし…
悩み所だと思います。
このような場合の対処法について調べてみましたので、ご紹介します。
調べてみましたが、絶対こうするべき!という指標はありませんでした。
大事なのは、呼ぶ相手とあなたとの関係性です。
仲の良い友人なら、すでに呼んでいることでしょう。
急遽呼ぶ相手として、多いのが、職場の先輩や後輩です。
仲はいいけど、職場の人たちは呼ばないようにしていて…という方もいるようですね。
同僚や後輩で親しい関係、相手の理解もあって…という場合は
急遽、列席をお願いする場合もあるようです。
しかし、親しき仲にも礼儀あり!
ご祝儀は受け取らない…とした方が良いかもしれません。
料理や引き出物が無駄になってしまうよりかは、一人でも多くの方に結婚式をお祝いして
もらえる!という謙虚な心持ちが必要です。
先輩や上司に関しては、その関係性が問われますが、急遽呼ぶことはおススメしません。
やはり、代わりに呼ぶ、ということが失礼に当たってしまいますし、
役職がある方だと、席次表の印刷が間に合わない場合、名前も役職も違う…となると
これも失礼になりますので注意が必要です。
円卓テーブルなどの際は、まったく知らない人や立場が違う人の中に一人ポツンと入ってしまうようなことは避けましょう。
様々な要件がありますが、これらを満たした方なら急遽列席をお願いしても問題にはならないと思います。
まとめ
招待状に「欠席」の記がついて返ってくるのは気持ちのいいものではありませんが、
人にはそれぞれ事情があります。
断られたから今後の関係が破たんしたりすることのないように理解してあげてください。
時には、諦めも必要になるでしょう。
あまり、ショックを受けずに他の列席者の方々と、明るい、幸せな結婚式をすることを
考えて乗り切ってください。
これから、結婚式をするみなさん。
その結婚式が、幸福を感じられる生涯のイベントとなることを願っています。
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