2026年1月スタートの冬ドラマの中で、BL（ボーイズラブ）ファンだけでなく、アイドルファンからも熱い視線が注がれている注目作があります。
その名は『親友の「同棲して」に「うん」て言うまで』。
人気BLコミックの実写化である本作は、タイトル通りのもどかしい距離感を描いたラブコメディです。
主演を務めるのは、今もっとも勢いのある二つのボーイズグループから選抜された、吉澤要人さんと雨宮翔さん。
さらに制作陣には、あの大ヒット作『体感予報』を手掛けたチームが再集結するという、まさに「必勝」の布陣で挑む話題作です。
この記事では、ドラマの要となるキャスト相関図やW主演のお二人の詳細な役柄、そしてなぜこのドラマが「傑作確定」と言われているのか、そのあらすじと制作背景について徹底的に深掘りしてお伝えします。
ドラマ【親友の同棲して】キャスト相関図とW主演
現時点（2025年12月現在）で発表されているキャスト情報について詳しく解説していきます。
今回のキャスティングの最大の特徴は、人気急上昇中のボーイズグループから選ばれた2人がW主演を務めるという、「アイドル×アイドル」の化学反応にあります。
BLドラマファン層とボーイズグループのファン層は非常に親和性が高いため、放送開始前からSNS上では大きな盛り上がりを見せています。
まず一人目の主演は、会社員・横井湊（よこい みなと）役を演じる吉澤要人（よしざわ かなめ）さんです。
彼は、スターダストプロモーション所属の7人組ボーイズグループ「原因は自分にある。（通称：げんじぶ）」のメンバーとして活躍しています。
「げんじぶ」といえば、哲学的で独創的な歌詞とピアノロックを基調とした楽曲で知られるグループですが、実はメンバーの多くがBLドラマや話題の映像作品に出演している「演技派集団」でもあります。
そんなグループの中でも、低音ボイスとクールなビジュアルで人気を博す吉澤さんが、本作で満を持してドラマ初主演を飾ります。
彼が演じる湊は、感情が表に出にくいポーカーフェイスな性格で、いわゆる「攻め」のポジション。
北海道への転勤から地元に戻り、再会した親友に突然「俺と同棲して」と迫る、ミステリアスかつ強引な役どころをどう演じるのか期待が高まります。
そして二人目の主演は、写真館勤務・中乃航（なかの わたる）役を演じる雨宮翔（あめみや かける）さんです。
彼は、男女7人組ダンス＆ボーカルグループ「GENIC（ジェニック）」のメンバーです。
GENICもまた、ドラマ『体感予報』で主演を務めた増子敦貴さんが所属するなど、ドラマ界での活躍が目覚ましいグループです。
雨宮さんは本作がドラマ初出演にして初主演という大抜擢。
演じる航は、湊とは対照的に感情がすべて顔に出てしまう分かりやすい性格で、「受け」のポジションとなります。
湊への恋心を3年間もこじらせた結果、「恋人になって別れるのが怖いから、一生親友でいたい」と頑なに同棲を拒む、いじらしくも共感必至なキャラクターです。
「ポーカーフェイスで想いをぶつける湊（吉澤）」と「表情豊かに動揺しまくる航（雨宮）」。
この正反対な二人が織りなす「モダモダ（もどかしい男子）」な掛け合いこそが、本作のキャスト相関図における最大の魅力と言えるでしょう。
まだ友人や家族などの追加キャストは発表されていませんが、このW主演の二人のバランスを見るだけで、ドラマの成功が予感できます。
ドラマのあらすじ：じれキュン♡ラブコメディ
本作の原作は、2023年7月にリブレから発売された、ろじ先生による同名BLコミックスです。
「BLアワード2024」のラブコメ部門で第5位に輝いたことからも分かる通り、読者の心を鷲掴みにする「じれったいキュンキュン（じれキュン）」が詰まった名作です。
ドラマ版でも、その「親友から恋人へ」という王道かつ難易度の高い恋愛模様が丁寧に描かれます。
物語の始まりは高校時代。
写真という共通の趣味を通じて出会った湊（吉澤要人）と航（雨宮翔）は、性格は正反対ながらも無二の親友となり、大学時代にはルームシェアをするほどの仲になります。
しかし、社会人となり湊が北海道へ転勤することになったのを機に、同居は解消。
別れの寂しさから、航は自分が湊に対して抱いていた感情が「友情」ではなく「恋心」だったことを自覚してしまいます。
「気持ちを知られたくない」「離れるのが辛い」という思いから、航は湊との連絡を絶ち、そのまま3年の月日が流れます。
物語が大きく動くのは、3年後。
地元の写真館で働く航のもとに、突然湊から「転勤でこっちに帰ってくる」という連絡が入ります。
久しぶりの再会に、封印していた航の恋心は一瞬で再燃。
しかし、感傷に浸る間もなく、湊の口から飛び出したのは「俺と同棲して」というあまりにもストレートな提案でした。
久々の再会でいきなり同棲を迫る湊の真意はどこにあるのか？ 彼は航の気持ちに気づいているのか？ 視聴者も航と同じようにドキドキさせられる展開です。
しかし、航はこの提案を頑なに拒否します。
その理由は、「嫌いだから」ではなく「好きすぎるから」。
もし同棲して、万が一「恋人」になってしまったら、いつか別れが来るかもしれない。
それならば、今の心地よい「親友」というポジションを一生守り続けたい……そんな切実な葛藤が航を苦しめます。
一方の湊は、そんな航の頑なな態度にもめげず、まっすぐな言葉と行動で距離を詰めていきます。
「絶対に付き合いたい（一緒に暮らしたい）」と願う湊と、「絶対に親友のままでいたい」と願う航。
この矛盾する二つの想いがぶつかり合い、同棲生活の中で心が揺れ動き、ついに航が「うん（付き合う／同棲する）」と言うまでの濃密な1ヶ月間を描いた、心温まるラブストーリー。
原作でも評価の高かった、海辺での爽やかな写真撮影シーンや、日常の何気ないやり取りの中に潜む「好き」のサインなど、ピュアで等身大の恋愛描写に注目です。
制作陣が凄すぎる！『体感予報』の監督×『未成年』の脚本
アイドルドラマと侮るなかれ。
この『親友の「同棲して」に「うん」て言うまで』は、制作スタッフの顔ぶれを見れば、その本気度が伝わってきます。
「このスタッフなら絶対に面白いものができる」とBLファンを唸らせる、最強のクリエイターたちが集結しているのです。
まず監督を務めるのは、船曳真珠（ふなびき しんじゅ）さんです。
彼女の名前を聞いてピンときた方は、かなりのBLドラマ通かもしれません。
2023年に大ヒットし、世界中のファンを熱狂させたBLドラマ『体感予報』を手掛けた監督その人です。
他にも『25時、赤坂で』や『ジャックフロスト』、そして現在放送中の『セラピーゲーム』など、近年の話題作を次々と送り出している、まさに実写BL界のヒットメーカーです。
船曳監督の作品に共通する最大の特徴は、圧倒的な「映像美」と、その中に漂う濃厚な「色気（セクシーさ）」です。
単に綺麗なだけでなく、登場人物の視線や吐息、肌の質感などを通して、言葉にできない感情や湿度のある空気を映像に落とし込む手腕はずば抜けています。
今回の作品は「ラブコメディ」と銘打たれていますが、船曳監督が撮る以上、ただ明るく楽しいだけでなく、ふとした瞬間にドキッとするような、官能的で美しいシーンが盛り込まれることは間違いありません。
原作にある「じれったさ」を、映像ならではの演出でどう「エモーショナル」に昇華させるのか、その手腕に期待が高まります。
そして脚本を担当するのは、森野マッシュさんです。
ドラマ『未成年』などを手掛け、若者特有の繊細で揺れ動く感情描写に定評がある脚本家です。
BL作品、特に本作のような「親友関係」を扱う物語において最も重要なのは、登場人物の心の機微をいかにリアルに描けるかという点です。
「好き」というポジティブな感情だけでなく、関係が壊れることへの「恐怖」、相手を独占したいという「嫉妬」、言葉にできない「劣等感」など、複雑に絡み合った感情を、森野さんの脚本は丁寧にすくい上げてくれるでしょう。
「映像美と色気の船曳監督」×「繊細な心理描写の森野脚本」。
この二人がタッグを組むことで、原作漫画が持つコミカルでキュートな魅力に、実写ドラマならではの深みとリアリティが加わります。
単なるアイドルのプロモーションビデオではなく、一本の良質な恋愛ドラマとして、視聴者の心に深く残る作品になることが約束されていると言っても過言ではありません。
放送日と配信情報（TVerで見れる！）
最後に、このドラマを視聴するための放送日と配信情報について詳しく解説します。
「自分の地域で見られるのかな？」と不安に思っている方も、安心してください。
今の時代は、テレビ放送だけでなくネット配信が充実しています。
【放送情報】
ドラマの放送開始日は、2026年1月12日（月曜日）です。
時間帯は、毎週月曜の深夜1時29分からスタート予定となっています。
放送局は「読売テレビ」で、枠は数々の名作ドラマを生み出してきた「ドラマDiVE（ダイブ）」枠となります。
深夜帯の放送にはなりますが、月曜日の夜というのは、新しい一週間が始まり、少し疲れを感じたり、憂鬱になったりしやすい時間帯です。
そんな夜に、このドラマのピュアで温かいストーリーと、美しいキャストたちの姿を見ることで、「明日も頑張ろう」という癒やしとエネルギーをもらえるはずです。
いわば、週の初めの「心のサプリメント」のようなドラマになるでしょう。
【配信情報】
「関西ローカルの放送局だから、私の住んでいる地域では見られない…」と諦める必要はありません。
本作は、民放公式テレビ配信サービス「TVer（ティーバー）」での見逃し配信が決定しています。
TVerを使えば、放送終了後（通常は放送直後から1週間程度）であれば、日本全国どこにいても、スマホやタブレット、PCから無料でドラマを視聴することができます。
会員登録なども不要で、アプリを入れるだけですぐに見られる手軽さが魅力です。
通勤・通学の電車の中や、お昼休みの隙間時間、あるいは夜寝る前のリラックスタイムなど、自分の好きなタイミングで楽しむことができます。
また、「MBS動画イズム」などの配信サービスでも視聴可能となる予定です。
さらに、「Hulu」や「Amazon Prime Video」などの有料サブスクリプションサービスでの配信も、過去の同枠の傾向からすると行われる可能性が高いですが、まずは無料で手軽に見られるTVerをお気に入り登録しておくことを強くおすすめします。
放送開始に向けて、公式サイトや公式SNS（XやInstagram）では、W主演のお二人のオフショットや、キャラクターのビジュアル、予告PVなどが順次公開されていきます。
ドラマ本編を楽しむためにも、今のうちから公式アカウントをフォローして、最新情報をチェックしておきましょう。
「#ドラマ同棲」などのハッシュタグで盛り上がるファンの感想を見るのも、ドラマの楽しみ方の一つです。
2026年の冬は、湊と航のじれったい恋模様を見守りながら、温かい気持ちで過ごしてみてはいかがでしょうか。
まとめ：げんじぶ×GENICのW主演は必見！
2026年1月スタートのBLドラマ『親友の「同棲して」に「うん」て言うまで』について紹介しました。
最後に、このドラマの注目ポイントを改めて整理してみましょう。
- キャスト： 「原因は自分にある。」吉澤要人 × 「GENIC」雨宮翔という、今もっとも熱いボーイズグループからのW主演。
- スタッフ： 『体感予報』の船曳真珠監督による、美しくもセクシーな映像演出。
- ストーリー： 「同棲したい攻め」と「親友でいたい受け」の、じれったいラブコメディ。
- 視聴方法： 読売テレビでの放送に加え、TVerでの無料見逃し配信で全国どこでも視聴可能。
アイドルファンにとっても、ドラマ好きにとっても、見逃せない要素が詰まった一作です。
2人の関係が「親友」から「恋人」へと変わる瞬間、一体どんな化学反応が起きるのか。
2026年の幕開けは、湊と航の恋の行方を一緒に見届けましょう！
