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授業だけじゃわからない!!早苗月の読み方に隠された意外な秘密!? | サラリーマンパパのトレンドブログ

授業だけじゃわからない!!早苗月の読み方に隠された意外な秘密!?

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 どうして早苗月が5月を意味する言葉なの?

僕はいつもいろいろなことが気になる。

何をみていても、何を話していてもいろいろなことが気になって仕方がない。

わからないことがあると、ちょっと前まではすぐに両親に聞いていた。

でも小学校の高学年になった頃から、お父さんの答えもお母さんの答えも曖昧になってきた。

自分で調べろ!って怒られさえすることもある。

忙しいから自分で調べなさいということらしいけど、

僕は実は二人ともわからないんじゃないかと

疑っている。

まあそれは仕方がないことだと思う。

僕だって僕みたいな子供にしょっちゅうなんでどうしてって言われたらうっとしいし、

しかも難しいこと聞いてこられたら面倒くさくなるに違いない。

だから、少しずつ自分で調べる癖もついてきたし

自分で調べる分には限りなく調べられる。

図鑑や本からわかることもあるけど、インターネットを使えば果てしなくその世界について調べられる。

もちろんその情報を全部信じてはいけない、と先生たちは言っていたけど。

今調べていることは古典で習った俳諧、俳人について。

江戸時代の松尾芭蕉について習った。

もともと俳諧は大むかしは連歌といジャンルの一つだったのだけれど

江戸時代に松永貞徳という人が独立させた。

その二つ後の世代に松尾芭蕉が出てきた。

この松尾芭蕉を境に松尾芭蕉前、松尾芭蕉後で俳句の世界は分けられるみたいだ。

キリスト様みたい。そのあとに与謝蕪村、小林一茶とくる。

取り組んでいた問題は

の、作者をそれぞれ答えなさいというものだったのだけど

そんなのは簡単に解けるとして

三つ目の芭蕉の俳句が気になった。

一つ目の与謝蕪村の句の「ひねもす」も気になったけど、「終日」と書いてひねもすと読むらしい。

それよりも「早苗」ってなに。

これは調べなくてはならない。

見た感じこの早苗が季語であるのは間違いないと思う。

で、調べてみると僕の予想通り早苗が季語で5月のこと、初夏を表すそうだ。

なぜ早苗月が5月になるんだろう。

次の疑問が湧いてきた。

その答えは、旧暦5月は田植えの時期でこの「早苗」を植える月だということで、

「早苗月」という名前がついたのだ。

また、「早苗」を苗代から取る月でもあるので、「早苗取り月」ともいう。

5月がそんな長い名前だったらちょっとびっくりだ。

 

 

 

知ってびっくり!?早苗月の意味と由来

 

 

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  早苗月と皐月の驚きの関係性とは?

 

そしてこの早苗月は「さなえづき」と読み、それが旧暦5月「皐月」の語源になったと書いてある。

「さなえづき」→「さつき」。

最初の1文字しか一緒じゃないじゃないか。

ちょっと無理があるような気もするけどな。

なんだかびっくりだ。

「早苗」の「さ」は、接頭語。

早い、若々しいという意味のほかに、この場合は、田の神をさすともいわれている。

「早乙女(さおとめ)」「五月雨(さみだれ)」などの「さ」も同じである。

田植えが終わったばかりの田んぼは、「早苗田」。

そういういっそ田んぼの神様といったようなすごい接頭語をつけての皐月になったのだ。

クラスメイトのさつきちゃんは5月生まれって言っていて

やっぱりなって思った記憶があるけど

ここにきて急にさなえちゃんが何月生まれだったのか知りたくなってきた。

明日あったら聞いてみよう。

そんなことを考えながらネットサーフィンをしていると

競馬の「皐月賞」は「5月の賞」ということになるのですが、4月に開催されています。

という一文を見つけた。

なんで!?

それは旧暦5月が現在の暦の4月だからです。

あぁそうだ!

旧暦は1ヶ月ずれるんだった。

え、じゃぁまてよ。

クラスメイトのさつきちゃんは「皐月ちゃん」なら4月生まれ、

「五月ちゃん」なら5月生まれってことになるのか。

あれ、どっちだったんだろう。

女子の名前なんていちいち覚えてないや。

これも明日会ったら確認しよう。

 

いやいや、そんなことを考えていたらあっという間に時間が経ってしまった。

松尾芭蕉の話に戻ろう。

松尾芭蕉は伊賀生まれで、江戸に上って…って国語便覧を確認したけど

やっぱり早苗が気になるので

松尾芭蕉の、他の早苗を季語に使っているものを探してみた。

いくつか見つけて読んでみるけど、やっぱり江戸時代の大人の、

しかも日本中を旅している人の句だからちょっと難しい。

でもそこはさすが松尾芭蕉さま、みんな研究しているようで解釈も

ある程度されている。

 

西か東か 先まづ早苗にも 風の音    

生まれて初めての奥羽に足を踏み入れ、西も東も分からない。

いま季節は初夏とはいえ早苗の上を通りすぎる風はあの風だ。

 

雨折々 思ふ事なき 早苗哉   

雨がよく降って、これなら早苗の水の心配は要らないだろう。

 

早苗にも わがいろ黒き 日数哉

早苗を見るにつけても江戸をたってからの日数の多さが日焼けとともに偲ばれる。

 

早苗とる 手もとや昔 しのぶ摺   

早苗を取っている手元を見ていると、昔行われていた信夫捩ぢ摺りの手つきを彷彿とさせて偲ばれるよ。

 

奥のほそ道からの句だから、遠くに来てしまったという感じがどれもする。

今は東北新幹線も北陸新幹線もあって、どこにだって数時間でいけるけど

そうでなかった、この時代。

一歩一歩歩きながら俳句を詠むってどんなものだったのだろうか。

スケールは違うけどインスタ映えを狙ってどこへでも旅に行く女子と

おなじなのかもしれない。

こんな過酷なことはできないけど、

僕もいつもとは違うところに出かけた時は

何かで記録をしておくっていうのはすごいいいことかもしれない。

 

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