【イクサガミ】巨人役は『サンクチュアリ』一ノ瀬ワタル！元格闘家の経歴活きる！

Netflixシリーズ『イクサガミ』

💭岡田准一、藤井道人監督の【推しキャラ】は？

「彼と戦うことになるのが怖いです」
「彼がいなかったらイクサガミは完成しなかった」

創り手であるお二人ならではの推しポイントにご注目。#イクサガミ #LastSamuraiStanding pic.twitter.com/U0HGJGWobD

— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) November 28, 2025

2025年11月からNetflixで世界独占配信がスタートし、たちまち話題沸騰となっているエンタメ時代劇『イクサガミ』。岡田准一さん主演、藤井道人監督という最強タッグが送る、莫大な賞金を懸けたデスゲームです。個性豊かな292人の志士たちが集う中で、ひときわ目を引く「巨人」のようなキャラクターがいます。桁外れのパワーで巨大な武器を軽々と操る男、立花雷蔵（たちばな・らいぞう）です。

「あのデカイ俳優さんは一体誰？」
「どこかで見たことがあるような気がする…」

その圧倒的な存在感に、釘付けになった方も多いのではないでしょうか。彼を演じているのは、Netflixドラマ『サンクチュアリ -聖域-』で主演を務め、世界中を熱狂させた俳優、一ノ瀬ワタルさんです。この記事では、元プロ格闘家という異色の経歴を持つ一ノ瀬さんの、驚きのプロフィールと『イクサガミ』撮影の舞台裏に迫ります。

【イクサガミ】巨人・立花雷蔵役は『サンクチュアリ』俳優・一ノ瀬ワタル！
一ノ瀬ワタルのWiki風プロフィール！驚異の身長・体重は？
実は元プロ格闘家！キックボクサー時代の衝撃経歴
岡田准一も絶賛！『イクサガミ』撮影の舞台裏
まとめ：『サンクチュアリ』超えなるか？一ノ瀬ワタルの肉体美に注目！

【イクサガミ】巨人・立花雷蔵役は『サンクチュアリ』俳優・一ノ瀬ワタル！

Netflixシリーズ『イクサガミ』は、明治初期の混沌とした時代を舞台に、京都から東京を目指しながら木札を奪い合うという、過酷なバトルロイヤルを描いた作品です。主人公・愁二郎（岡田准一）をはじめ、豪華キャスト演じる剣豪たちがしのぎを削る中で、異質なオーラを放っているのが、一ノ瀬ワタルさん演じる立花雷蔵です。

「巨人」と形容されるそのキャラクターは、まさに規格外。予告編や本編で見せる、巨大な武器を軽々と振り回し、敵をなぎ倒していくパワーファイトは圧巻の一言です。キャスティングが発表された時点で、SNS上では「一ノ瀬さんが雷蔵役なんて、ハマり役すぎる！」「あのフィジカルが活きる役どころだ」と歓喜の声が上がっていました。インタビューで見せた「わっるい笑顔」も相まって、作品の熱量をさらに高める重要なスパイスとなっています。

一ノ瀬さんといえば、記憶に新しいのが2023年に世界配信されたNetflixドラマ『サンクチュアリ -聖域-』での主演です。破天荒なヤンキー力士・猿桜（えんおう）を演じ、その荒々しくも人間味あふれる演技で大ブレイクを果たしました。『サンクチュアリ』で彼を知った視聴者にとっては、『イクサガミ』での巨人役はまさに「待ってました！」といえる配役ではないでしょうか。二つのNetflix大作で全く異なる、しかしどちらも強烈なインパクトを残すキャラクターを演じ分ける彼の表現力に、改めて注目が集まっています。

一ノ瀬ワタルのWiki風プロフィール！驚異の身長・体重は？

「一ノ瀬ワタル」という俳優さんに興味を持った方のために、まずは彼の基本的なプロフィールを整理してみましょう。（情報は2025年12月現在のものです）

名前	一ノ瀬亘（いちのせわたる）
生年月日	1985年7月30日（現在40歳）
出身地	佐賀県嬉野市（生まれは福岡県久留米市）
身長	178 cm
血液型	O型
職業	俳優、元プロ格闘家（キックボクサー）
特技	キックボクシング
趣味	ウサギと遊ぶこと

身長は178cmと、数字だけを見れば「巨人」というほどではないかもしれません。しかし、一ノ瀬さんの真骨頂は、役柄に合わせて自在に肉体を変化させる「ストイックな役作り」にあります。特に話題となった『サンクチュアリ』の力士役では、専門家の指導のもとで過酷な増量を行い、体重を100kg以上にまで増やして撮影に挑みました。その鍛え上げられた分厚い筋肉の鎧が、画面上での威圧感、そして「巨人」のような迫力を生み出しているのです。

そんなコワモテな外見とは裏腹に、私生活では大の「ウサギ好き」という可愛らしい一面を持っています。愛ウサギたちにデレデレな様子をSNSで発信することもあり、そのギャップもファンの心を掴んで離さない大きな魅力となっています。強さと優しさを併せ持つ、非常に魅力的な俳優さんです。

実は元プロ格闘家！キックボクサー時代の衝撃経歴

一ノ瀬ワタルさんが見せるアクションが、なぜこれほどまでにリアルで迫力があるのか。その理由は、彼が俳優になる前に歩んできた「プロの格闘家」としての道のりにあります。

彼の格闘家としてのルーツは、中学時代に遡ります。柔道とレスリングに取り組み、強靭な足腰と基礎的なフィジカルをこの時期に培いました。その後、プロのキックボクサーとしてデビューを果たします。より強さを求めた彼は、格闘技の本場であるタイに単身で渡り、過酷なムエタイの修行を積んだ経験もあるというから驚きです。九州大会などで活躍を見せましたが、度重なる怪我が原因で、惜しまれつつも格闘家としての現役を引退することになりました。

しかし、その闘争心は消えることはありませんでした。2009年の映画『クローズZERO II』で俳優として本格デビューすると、格闘家時代に培った身体能力と、相手を威圧するような鋭い眼光を武器に、『HiGH&LOW』シリーズや『デスノート』、『アンナチュラル』など、数々の話題作に出演。主に悪役やアウトローな役柄で強烈な爪痕を残し、「肉体派俳優」としての地位を確立していきました。そして訪れたのが、『サンクチュアリ』での主演抜擢という大きな転機です。長年の下積みと、本物の格闘経験に裏打ちされた演技が、世界的な評価へと繋がったのです。

岡田准一も絶賛！『イクサガミ』撮影の舞台裏

『イクサガミ』の撮影現場は、主演であり、プロデューサー兼アクションプランナーも務める岡田准一さんの並々ならぬこだわりが詰まった、壮絶なものでした。配信記念イベントで語られた撮影の裏側からは、キャスト陣がいかに過酷な環境で、本気でぶつかり合っていたかが伝わってきます。

岡田さんは本作で、世界に通用する「攻めた」時代劇を目指し、「アクションマンが戦っているのではなく、場が戦っている」という独自の信念のもと、空間設計からアクションを構築しました。床をわざとくぼませたり、水を引いて滑りやすくしたり、平坦な場所をわざわざ坂道に変えたりと、演者が自然と不安定になり、必死にならざるを得ないようなリアルな環境を作り出したのです。

そんな熱すぎる現場で、キャストたちも限界に挑みました。弓の名手を演じた染谷将太さんは、現代の達人から指導を受け、矢を曲げて飛ばす「曲射」や、瞬間的に矢を連射する「即射」といった実践的な古武術の弓術を習得。部骨役の伊藤英明さんに至っては、岡田さんとの殺陣の撮影中、まぶたをざっくりと切る怪我を負ったにもかかわらず、それを「なかったこと」のように振る舞い、そのまま撮影を続行したというから驚愕です。さらに最終話の撮影では、岡田さんの強い希望で、実際にスタントなしで演者の体に火を点ける「燃えるシーン」に挑戦したキャストもいたといいます。

一ノ瀬ワタルさんも、この「本物」を追求する岡田イズムが注入された現場で、元格闘家としてのポテンシャルを遺憾なく発揮しました。「巨人・立花雷蔵」という規格外のキャラクターは、こうした壮絶な撮影環境と、キャストたちの熱量の結晶によって生まれたのです。